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Nutanix、クラウドからエッジの管理ソリューション「Nutanix Central」を発表

*本リリースは米国イリノイ州シカゴで現地時間2023年5月9日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

プレスリリース
2023年5月10日

ユニバーサルなクラウド運用モデルを拡大し
あらゆる場面でアプリとデータを一貫して実行

Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix)は本日、パブリッククラウド、オンプレミス、ホスト型、エッジのインフラストラクチャーを対象に、単一のコンソールで可視性、監視、管理を実現するクラウド提供型ソリューション「Nutanix Central」を発表しました。本製品により、Nutanix Cloud Platformのユニバーサルなクラウド運用モデルが拡大することで、サイロ化を解消しつつ、あらゆる場面のアプリとデータの一貫した管理を簡素化できます。

Nutanix Enterprise Cloud Index(ECI)」によると、今日の企業の大半は、オンプレミス、パブリッククラウド、エッジで増加する環境の複雑な管理に悪戦苦闘しており、管理のサイロ化、コスト、セキュリティリスクなどの問題が発生しています。シームレスなハイブリッド・マルチクラウド体験を求める企業は、ユニバーサルなクラウド運用モデル、すなわち、複数のエンドポイントの一貫した管理、統合型セキュリティ、セルフサービスとオンデマンドのリソース、ガバナンスと、アプリとデータをあらゆる場面で実行可能な、完全なライセンスポータビリティを必要としています。Nutanix Central™ソリューションは、複数のエンドポイントを横断した、フェデレーションによる大規模な管理を大幅に簡素化します。

Nutanixの製品管理部門シニア・バイスプレジデントであるThomas Cornelyは、次のように述べています。「今日のエンタープライズのお客様の大半が直面する現実として、彼らは複数の環境で膨大な量のアプリケーションを管理しています。これにより、管理上の重大な課題が発生していますが、ハイブリッド・マルチクラウド環境の拡大により、こうした問題は拡大の一途をたどっています。Nutanix Centralにより、当社は今後、ハイブリッド・マルチクラウドプラットフォームを拡大し、パブリッククラウド、オンプレミス、ホスト型、エッジの環境の一貫した管理に対応する、真のユニバーサルなクラウド運用モデルを提供していきます。」

Nutanix Centralは、プライベート、パブリック、エッジのクラウドに分散した、Nutanixの全体的な環境に対し、一元的・統合的な管理と報告を行うクラウド提供型のソリューションです。これに加えて、フェデレーション・アイデンティティ/アクセス管理(IAM)、グローバルなプロジェクト/カテゴリー、グローバルなフリート管理など、マルチドメインのユースケースもサポートしており、ITチームは、セルフサービス型のインフラストラクチャーを大規模に提供しつつ、ガバナンスとセキュリティのコントロールを維持できます。

Nutanix Centralのダッシュボードを使用すれば、容量利用率やアラートのサマリー統計など、ドメインおよびクラスターレベルの各種指標を活用し、各ドメインの状態を素早く把握できます。この機能により、すべての登録ドメインを対象に、個々のユーザーのロールベースアクセス制御(RBAC)に基づき、個々のドメインに対するシームレスなナビゲーションも実現します。さらに、顧客企業はNutanixソリューションと相互運用可能なパートナーソリューションを発見・導入・管理できます。Nutanix Centralは、Nutanix Cloud Infrastructure™(NCI)ライセンスの一環として顧客企業に提供されます。

複数のパブリッククラウド、オンプレミス、ホスト型データセンター、エッジのエンドポイントなど、さまざまな環境でアプリケーションとデータの管理に悪戦苦闘している企業は、Nutanix Centralとユニバーサルなクラウド運用モデルのメリットを享受できます。例えば、複数の拠点でホスト型データセンターを有する、もしくは、さまざまな地域の異なるパブリッククラウドベンダーを利用する企業は、集中管理型のガバナンス/セキュリティプログラムを導入できます。同様に、店舗数の多い小売店であれば、単一のコントロールプレーンによるエッジ拠点の管理を通じ、多大なメリットを享受できます。


Nutanix Centralに加えて、Nutanixは本日、より高性能でセキュアなアプリケーションとデータをサポートするため、Nutanix Cloud Platformの新機能も発表しました。これらの新機能はいずれも、Nutanix Central経由で管理されます。具体的には、新機能により、AHVとESXiのいずれかでデータベース仮想マシンを実行するコンピュート専用ノードの独立したスケーリングが実現し、パフォーマンスの調整や総所有コストの削減、高性能ストレージ専用ノードの導入が可能です。さらに、Flow Virtual Networking™(FVN)機能やFlow Network Security™ (FNS) 機能を使用することで、Nutanixは顧客企業、パートナー、ハイパースケーラー所有のネットワークを対象に、強力なソフトウェア定義型ネットワーキング機能とシンプルなマイクロセグメンテーション機能も提供します。これにより、顧客企業は多層型防御を実行して、サイバーレジリエンスを向上できます。

Nutanix CentralとFlow Network Securityの新機能は現在開発中です。Nutanix Cloud Platformの新たなパフォーマンス機能とFlow Virtual Networkingの新機能は現在、顧客企業に提供中です。詳細については、こちらをご覧ください。

賛同コメント:

「大手グローバル企業は、ハイブリッド・マルチクラウド戦略の選択、オーケストレーション、および最適化の支援にTCSを信頼しています。Nutanixのプラットフォームは、このような技術的な要望に応え、ビジネス価値を生み出すことを可能にするため、多くの機会でTCSに選ばれています。またNutanix Centralのシームレスなガバナンスとセキュリティ管理により、TCSとその顧客がITのサイロ化を打破し、ビジネス指標に焦点を戻すことができます。」
‐TCSパートナーエコシステム&アライアンス担当SVP兼グローバルヘッド、Dinanath Kholkar氏

「新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大以降に見られるITの最大の変化の1つとして、企業は今後、不測の事態に足元をすくわれたくないと考えています。こうした事態を回避する要素の1つに、クラウドの採用とデータセンターのモダナイゼーションがありますが、同じく重要な要素となるのが、複数の環境を横断したユニバーサルな運用アプローチの開発です。複数のクラウドで同一の運用モデルや管理機能を提供しつつ、完全なライセンスポータビリティに対応するNutanix Centralによって、Nutanixはハイブリッド・マルチクラウドの既成概念を突破しようとしています。」
- ESG、プラクティスディレクター、Scott Sinclair氏

「現実世界の課題を解決するには、エッジからクラウドまで、より迅速に洞察を生み出す堅牢なインフラストラクチャーソリューションが必要です。Nutanixのお客様に対して、Lenovoは急成長するこのセグメント特有のパフォーマンス、設置面積、コストのニーズに合わせて設計されたソリューションで、AI対応のエッジを実装する支援をしています。エッジコンピューティングの人気が高まる中、Nutanix Centralのクラウド提供型の管理サービスは、当社の顧客がこれらの分散環境を統合された管理ビューで監視・管理する上で役立ちます。」
-        Lenovoソフトウェア&ビジネス開発担当VP兼GM、Brian Connors氏

参考資料(ブログ)
● Nutanix Centralのご紹介: ユニバーサルなクラウド運用モデルを実現
最適化されたデータベースソリューションの導入
ハイブリッド・マルチクラウドのネットワークセキュリティに対するダイナミックなアプローチ

(以上)

Nutanix Inc.について

Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、クラウド間でアプリケーションやデータを運用するための単一プラットフォームを企業に提供しています。Nutanixの活用により、企業は複雑さの軽減と運用の簡素化を実現し、ビジネスの成果に集中することが可能になります。Nutanixはハイパーコンバージドインフラストラクチャーのパイオニアとしての実績をもとに、一貫したシンプルかつコスト効率の高いハイブリッド・マルチクラウド環境の構築を支援し、世界中の企業から高い信頼を獲得しています。詳細については、www.nutanix.com/jpをご覧ください。Twitterは@NutanixJapanより、フォローしてください。

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