*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2021年11月23日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。
プレスリリース
2021年12月1日
ハイブリッド・マルチクラウド成功の礎となるHCIソリューションについて
Nutanixの「ビジョンの完全性」と「実行能力」が評価される
Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、プレジデント兼CEO: Rajiv Ramaswami 以下、Nutanix)は、ガートナー社が2021年11月に公開した「Magic Quadrant for Hyperconverged Infrastructure (HCI) Software(ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)ソフトウェア分野のマジック・クアドラント)」1にて、リーダーの1社に位置づけられたことを発表しました。本レポートでNutanixは5年連続でリーダーに位置づけられました。Nutanixは、HCIソフトウェア機能の拡張・強化と、過去7年間で平均90点というネットプロモータースコア(NPS)を獲得したカスタマーサポートが継続的なリーダーとしての評価につながったと考えています。
NutanixのCTOであるRajiv Miraniは、次のように述べています。「クラウド化に取り組んでいるお客様のニーズに応えるHCIソリューションの実現に向けて、Nutanixは新たなイノベーションを推進しています。多くの企業がハイブリッド・マルチクラウド戦略の採用を進めていますが、HCIソリューションをいち早く採用することで、データセンターのモダナイゼーションに関わる業務を簡素化しつつ、自動化機能の追加、優れた使い勝手、俊敏性、フル ソフトウェア スタック機能などのHCIのメリットを享受する多くのお客様を見てきました。ガートナー社の『Magic Quadrant for Hyperconverged Infrastructure Software』での継続的な評価は、お客様の成功を支援するソリューション機能とサポートの拡大に向けたNutanixのコミットメントが認められたものと考えています。」
企業は将来に向けた計画を策定する中で、クラウドの運用モデルを採用し、オンプレミスのインフラストラクチャーのモダナイズを推進しています。パブリッククラウドとプライベートクラウドの両方のメリットを備えたハイブリッド・マルチクラウドソリューションを用いることで、変化の著しいIT環境にもリアルタイムで対応することが可能になります。データセンターのモダナイゼーションを実現し、ハイブリッド・マルチクラウド導入に伴うコストと複雑性を軽減する効果的なツールとして、HCIソリューションの存在感はますます高まっています。
ガートナー社のレポートには、次のように記載されています。「HCIスタックは、オンプレミスとハイパースケール・パブリッククラウドの両方の環境で、インフラ管理とクラウドサービスを提供するターンキー型のハイブリッドクラウドで、OpenStackなどのセルフサービス型のハイブリッドクラウド技術に取って代わるものとなっています2。」、また「最先端のHCIスタックは、コンピュート、ストレージ、ネットワーキングといったフルスタックのソフトウェア定義型インフラストラクチャー(SDI)を実現します。SDIは、自動化、ハイブリッドクラウド、エッジインフラストラクチャーを実現する重要なテクノロジーです2。」とも記載されています。
南カリフォルニア大学(USC)マーシャル経営大学院のオペレーション & インフラストラクチャーサービス担当アソシエイトディレクターであるDan Lewis氏は、次のように述べています。「成熟度の点において、Nutanixは他のHCIベンダーよりもはるかに優れていました。パフォーマンスを一切犠牲にすることなく、コンパクトな環境ですべての設定を迅速に行えることに非常に感銘を受けました。オールインワン・システムへ切り替えるには、強力かつ耐障害性を備えたシステムが求められます。ノード障害のみならず、ブロックやネットワーク障害にも耐えられるソリューションでなければなりませんでした。Nutanix Cloud Platformは我々の要件をすべて満たす唯一のプラットフォームでした。」
HCIを核とするNutanix Cloud Platformは、プライベートとパブリックを問わず、マルチクラウド間のアプリケーション、データ、ライセンスのポータビリティに対応した、統合型の管理機能を提供します。Nutanixはビルトインのエンタープライズグレードの仮想化、仮想ネットワーキング、セキュリティ、事業継続とディザスタリカバリ(DR)など、マルチクラウド運用におけるサイロ化を解消するHCIソフトウェアの強化機能を追加しました。極めてクリティカルなアプリケーションのデータ管理の簡素化や、データベースやビッグデータのワークロード・パフォーマンスの最適化に向け、Nutanix Cloud Platformの新機能も追加しました。この新機能には、オブジェクト、ファイル、データベースのパフォーマンス、スケール、モビリティ、ガバナンスに注力した、統合型のストレージ機能拡張が含まれます。さらに、データベースサービスのNutanix Eraでは、ハイブリッド・マルチクラウド環境のデータベース管理において、1クリックでのストレージスケーリング機能とロールベースの豊富なアクセス制御機能を提供します。
さらにNutanixは、クラウドネイティブアプリケーション向けのプラットフォームを強化し続けており、オープンハイブリッド/マルチクラウドソリューションの提供に向けて、Red Hatとの戦略的パートナーシップを発表しました。両社のパートナーシップにより、顧客企業はNutanixのAHVハイパーバイザー上でRed Hat OpenShiftを実行し、NutanixのHCIソリューションに組み込まれたストレージ、ネットワーキング、管理、セキュリティの機能を活用することで、業界最高水準のKubernetes環境を実現することができます。Nutanix Cloud PlatformとNutanix AHVは、Red Hat Enterprise Linuxの認定も受けており、顧客企業はハイパーコンバージドインフラストラクチャー上で仮想化・コンテナ化されたワークロードを展開し、Red Hatのオープンハイブリッドクラウドテクノロジーと、Nutanixのハイパーコンバージド製品の双方のメリットを活用できます。
Nutanixの概要および同レポートの詳細については、以下をご覧ください。
https://www.nutanix.com/jp/go/gartner-2021-magic-quadrant-for-hyperconverged-infrastructure-software
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出典
1ガートナー社「Magic Quadrant for Hyperconverged Infrastructure Software」、Jeffrey Hewitt、Philip Dawson、Julia Palmer、Tony Harvey著、2021年11月17日
2ガートナー社「Solution Criteria for Hyperconverged Infrastructure」、2021年1月27日、Paul Delory、Simon Richard著
Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアとして、お客様がビジネスの推進に集中できる、意識しなくて良いインビジブルなITインフラストラクチャー管理を実現しています。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、単一のプラットフォームで、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境のあらゆるアプリを場所を問わず管理できるよう支援しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。
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