リモートITが新しい「普通」に
パジャマを着たままプロビジョニング
通常のIT運用は、データセンターとリモートロケーションへの物理アクセスを中心に築かれています。しかし、ロックダウンが施行される中、新しいワークロードのサポート、または既存インフラストラクチャーのキャパシティ拡張を自宅からどのように行ったらよいのでしょうか?まず、お客様のデータセンターとクラウドで動作可能なソフトウェアソリューションが必要となります。このため、新しい環境を立ち上げる必要がある場合、リモートITマネージャーにはAWSなどのパブリッククラウドサービスを利用する選択肢があります。こうして、お客様のデータセンターで稼働中のものと同じクラウドベースの環境が手に入るため、マネジメントおよび管理ツールも同じものを利用できます。
既存のデータセンター環境を拡張する必要がある場合は、新しいサーバーの「ラックアンドスタック」をオンサイトのITゼネラリストのほぼ全員に対して依頼することが可能です。これにより、リモートITマネージャーは新しいキャパシティのプロビジョニング、インフラストラクチャーの構成、そして新しいワークロードの展開を僅か数時間で行えるようになります。これで、SANストレージまたはサーバーのプロビジョニングやアップグレードを実施してもらうために、特殊なスキルを持った人間をオンサイトに配置する必要性がなくなります。
どこからでもトラブルシューティング
従来型データセンターの場合、一般的にITが現場でシステムの健全性をモニタリングする必要がありました。幸いなことに、最新のITソリューションであれば、広範なリモート監視および修復機能をどこからでも提供できます。例えば、オンプレミス型システムの詳細なテレメトリーは、クラウドベースのサービスに報告されます。プライベートデータセンターは、健全性およびパフォーマンスデータをクラウドのデータレコーダーに継続的にストリーミングします。その後、SaaSアプリケーションがこのデータに関する分析を行うことで、ITプロフェッショナルにはエンドツーエンドの環境に対する全体的な視点が手に入ります。ITマネージャーは幅広い問題をリモートに評価できるのみならず、直ちにトラブルシューティングすることもできます。その結果、ITマネージャーは、まるで終始データセンターにいるかのように、データセンター環境に関する同じ可視性、洞察、そして管理機能を手に入れることができます。
計画的アップグレードを維持
モニタリングに加えて、レガシーデータセンターの場合は、計画的アップグレードの際にITチームがオンサイトにいる必要があります。当然、現状ではこうした点を実行することができません。完全なライフサイクル管理とリモートソフトウェアアップグレード性能を備えたITソリューションが必要になります。こうして、マネージャーは、ストレージ、コンピューティング、仮想化、ネットワークおよびハードウェアのファームウェアをクリック1つでとこからでも管理できます。また、新しいリリースを入手できる場合は自動的に通知が届き、全ての ソフトウェアとハードウェア依存性に関して自動で事前にチェックするソフトウェアも必要です。最も重要なのは、あらゆるソフトウェアアップグレードをスムーズに実行して、一切のダウンタイムが発生しないようにすることです。このような重要な性能と物理インフラストラクチャーへの限定アクセスが無ければ、ITシステムの保守はほぼ不可能になります。
Nutanixによるサポート
お客様の声
「一番初めに行ったNutanixのアップグレードの際、私は生まれたばかりの赤ん坊を両手に抱えていました。息子の手を掴み、哺乳瓶でミルクをあげながら、「アップグレード」をクリックするだけでした。
- Steve Elgan氏、Heartland Community Health Network ITディレクター
リソース
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